環境に配慮した素材というと、バイオマス原料の使用やCO₂排出量の削減など、「素材そのものの環境性能」に注目しがちです。
しかし、新しい素材が実際に社会で広く使われるためには、もう一つ大切な視点があります。
それは、**「その素材を、実際の製造現場で製品にできるか」**ということです。
どれだけ環境面で優れた素材でも、特殊な設備が必要だったり、これまでの製造方法では扱いにくかったりすれば、企業が採用するハードルは高くなります。
反対に、現在使われている設備や製造工程を活用できれば、新しい素材を導入するハードルを下げられる可能性があります。
これは、バイオプラスチックについても同じです。
プラスチック製品は、射出成形、押出成形、ブロー成形、真空成形など、製品の形状や用途に応じたさまざまな方法で作られています。
バイオプラスチックを普及させていくためには、環境性能だけでなく、こうした既存の製造方法との相性も重要になります。
もちろん、材料を変更しても従来とまったく同じ条件で製造できるとは限りません。
流動性や強度、耐熱性など、材料に求められる特性を実際の製品や成形方法に合わせて調整することも必要です。
つまり、環境対応素材を社会に広げていくためには、
「環境に配慮した素材をつくること」と「実際の製品としてつくれること」の両方が重要
だと私たちは考えています。
バイオプラスチックではどのような成形方法が使われているのでしょうか。
射出成形・押出成形・ブロー成形・真空成形について、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
→ 「バイオプラスチックの成形方法とは?射出・押出・ブロー・真空成形をわかりやすく解説」
VASUでは、使用する原料だけでなく、製品に求められる強度・流動性・外観などを考慮したカスタムコンパウンドにも対応しています。
環境対応素材の採用をご検討の際は、お気軽にご相談ください。